世界のすべてが、雨上がりの夕暮ればかりならいいのに。と思っていたころがあった。 願いがかなっていたなら、こんな景色はみることができないね。人の願いはあさはかだ。まあ、だから無駄ってことでもないけどさ。 雨の向こうは晴れた空。あそこまではまだ…
通り雨が過ぎて、雲間に青空が覗く。生ぬるさと肌寒さが入り乱れた空気。 急速に乾いてゆく路面に靴を鳴らして、さて、夕方はどこへゆこうか。
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