Ajaxでリアルタイムなサイトランキング

Blank2006-04-11

 Ajax*1とか昨今いろいろ話題ですね。
 レガシーな技術も使いようでいろいろできるぜ、というのはまあ作ってみるほうは腕と発想が問われて面白いのかもなあ、とか、ブレイクスルー前の停滞の時期が始まりつつある兆しのかなーとかまあいろいろ思うわけですが、それにしたってブラウザという実行環境は延々と興味深いものではあるわけです*2。なんかプラットフォームとしてブラウザ使ってOS非依存だぜ、とかいっちゃうとjava初期のころの空気を思い出したりもしてしまうセンチメンタルな春。まあJscriptとかActionScriptとかECMAScriptとかわけわかんないんですけど。

 まあそれはそれとして、Ajaxで面白いことやってるなー、と偶然出会って思ったサイトを記録ということで記述。ソーシャルブックマークと検索サービスの両方の結果を勘案したサイトランキングをリアルタイム更新する、まあ見たほうがはやいよね、という感じでよろしければどうぞ。


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 最初にみたとき、「あー、なんか壁紙にしたいかも」と思った。ぼーっと眺めてクリックしているといつのまにか時間すぎていたりしそう。
 こうしているあいだにも世界で誰かが見知らぬ情報や興味軸に沿って縁があったりまるでなかったりこれから触れることが一生ない情報について熱意をもってブックマークしたり目を輝かせて参照しているのだなあ。という諦観に似た世界の広さを感じさせるという意味でアクアリウムに似ていませんか。情報の流れの中のエキゾチックな魚たち。硝子越しに遠く触れるその群れ。
 マイクロソフトは「XP以降のウィンドウズは使用しないときにはスリープモードや省電力モード推奨で、毎回電源を落とすことを勧めない」って言ってるらしい。だったら次期ウィンドウズのデフォルト壁紙一覧にこういう「常時接続/電源立ち上げっぱなし前提/データタレ流し/リアルタイムで双方向性」のが混じって採用されたりしてたらおもしろいのにな。そういうのこそ、方向性の示唆じゃないのかな。

*1:Ajax(えいじゃっくす): JavaScriptの通信機能を使って、ブラウザにはリロードをさせずに表示を更新させたりいろいろするウェブアプリケーション技術。

*2:文字参照とかこういうたぐいの「ネットに散乱する情報の結節点」としての使いかたとか。