ためになるショウジョウバエの話

 遺伝子の研究などに使われているから名前はよく聞くショウジョウバエ。じゃあ具体的にはどういう奴なのかといわれるとよくわからない。調べてみるとこんなページにヒット。



 → http://dept.biol.metro-u.ac.jp/fly/www/funny-fly.html



 なかなかおもしろい生態で、読みふける。遺伝子や特性がよく研究されているだけあって、さまざまなことが判っているようだ。
 日本語由来の特徴もいっぱい定義されているらしく、なんか変な名前の遺伝的特徴が規定されてたりもするらしい。
 たとえば、

aoppokkuri 早死にするものが多いことから
bonsai 幼虫の発育が遅い
ttkbose 剛毛の欠損(ボーズと読む)
CycAhari 剛毛が針のように細くなる
ebi 胚の形が海老に似ていることから
enoki 脳のキノコ体がひょろ長い
fushi tarazu 体節の数が少なくなる発生異常

 ふしたらず、とか、ぼんさい、とか、学会で発表しているシーンが目に浮かぶ。