人工蝶

 まあSF者としては「オーニソプター」という単語が脳裏を巡ったわけですが、無風状態で羽ばたいて空を飛ぶ凧がまもなく市販されるそうです。



http://www.asahi.com/science/news/OSK200507240014.html

 「バイオプレーン」と名づけ、幅は約45センチ。鳥やチョウをイメージした姿をしている。2.5グラムの超軽量モーターを搭載し、1秒間に5回程度羽ばたく。カーボンや不織布などのハイテク材料を活用し、全体で約8グラムの軽さだ。

 森久エンジは01年、微風で揚がるたこ「バイオカイト」を手がけた。今回は、それをさらに進め、無風で揚がるたこに挑戦した。モーターの電力を得るため、機体から伸びた電線がひもを思わせ、形態は「たこ」に見える。時速1〜5キロの速度で直径3メートルの円を描いて揚がり続ける。

 三万円程度で、店頭ディスプレイ用にどうぞ、というところらしい。たしかに目を引くなあ、これ。空調の風の影響うけたりしないのかな?外部電源からの供給ケーブルが凧の糸っぽく見える、というのはいい考え方だなあ。


 もしこれ、マイクロウェーブ送電とかでパワー供給できたらワイヤレスにできるのかな。カメラ積んでリモコンで飛ばしたり、AI積んで群れで行動させてみたいな。