2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ミラー

濡れたままの路面が、雨が上がってもなお鏡のように輝いています。

不在の城

寂しいことを言う人が居て、でもできることはなく、してほしいのかもわからないのでそっとしておくのがよいのだろう。なにかをすることなんてできやしない。 城の画像をぼんやり眺めて、でも結局なにを見ていたのだろうと考えると少しだけ憂鬱になる。だとす…

今日の空

ひさかたぶりの雨は静かに降り続いています。

駆動するもの

とても単純ではあるけれど複雑な効果を生むものがそれを駆動する。駆り立てられ急きたてられるものは惑いながらつまずいて、周りを見渡すゆとりなどあるはずもない。それでも立ち止まっては、あたりを見渡す。ああ、ここはなんてひろいんだろう。ためいき、…

タクシープール

突然の雨も降りだして、タクシーはこれからが稼ぎどきですね。

読書する人工知能

→ http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/02/01/011.html 米レンスラー工科大学(RPI: Rensselaer Polytechnic Institute)では、読書による学習能力を備えたコンピュータの開発を目指す「Poised-For Learning」研究プロジェクトが進められている。同大学におい…

息をするために息を止める

→ Nature(※英文 → エキサイト翻訳) 効率よすぎる呼吸システムのおかげで多くなりすぎがちな酸素を制限するために、昆虫はときには数日も呼吸しないという話。二酸化炭素から逃げるためじゃなくて、酸素から逃げるために息を止める、か。 しかし気孔で呼吸…

今日の空

散らしたような白い雲。

呪詛に似たもの

そのころ表情が違うといわれたことがあった。意表を突かれた。どういうことかは判らなかったけれど言っていることは判った。状況は変わり、それからだいぶ経ったわけだけれども、別に何かが変わったかというと、そうでもない。と思っていたわけで。 方法は別…

終電直前、日曜日

ガラガラだなあ。少しだけ懐かしい気分。あの頃より半日、ライフサイクルは変わったのだね。

跨線橋

階段は昇るために用意されているのか、あるいは降りるべき存在なのか、考えていた頃があった。たぶん今より(善悪両方の意味で)ナイーブだったのだろう。当時と今の差分をすこし想う。それらが私の成長、だったらいいなあ。(答えの存在しない問い、あるい…

暖色

目には暖かく見えるけれど実際にはそれは見せかけばかり。だからといってそれが悪いことじゃないのも確かだ。 本当に暖かければな。 (でも実際はこの程度でも微妙に地温は上がっていたりする。暖かさを見過ごすのは人の技ということ、か。)

ラングとパロール

期せずして書くことについて語る行為が重なったわけだけれど、うまく書くのはたいしたことじゃなくて、らしく書くのが難しいのだ。洗練されてなお、らしくあるというのはむずかしいことだ。しがらみをひきずりつつ書くのも悪くないけど苦しい。 でもそういう…

今日の空

絶好の洗濯日和。

チャットの夜

複数窓。それなりに話す。入る人眠る人黙る人レスする人冗談いう人笑う人。泣く人。相談する人。いろいろいるね、いろいろあるよ。いろいろあるけど、でも話すことはできる、それで伝えようとさえ思わなければ、けっこうなんでもできるものさ。

シンプル・ライフ

シンプルなことを単純にやっていると複雑になる。脱出するために複雑なことをして単純化をする。また繰り返す。しかしそれでは対応ができない事柄が出てくる。どうしよう?その時は迷う。迷いながら、でも何らかの形で選択肢は決定される。もしかするとそれ…

破壊

そう、他人によって回復したものは他人によって壊される。結局は自分でどうにかするしかないのだろう。他人はそのためのきっかけにはなりうるけれど、決定的ではない。あたかも解決されたようにみえがちだけどさ。 適度に扱ってほしいけれど邪魔はしてほしく…

冬の灯火

風ばかりが吹きすさび、灯火はひどく白く輝いて暗闇を引き立てています。 星がきれいだ。

退屈と大切

待ちわびられること、待ちわびること、そのことがキライだという人と話した。それが負担になるのなら、待たれることは確かに重い。タイクツとタイセツが似ているように感じるというのは、どうだろうかとか考えてみる。土台、答えがそんな設問にありましょう…

今日の空

雨の不在。

視野角

遠くに引いて構えるとよく見えるけれど見えるだけでは本当は駄目なのだ。でも見えないことには恐ろしい。そこで引いて構える。はいダメ、いっちょうあがり。 空をみる人は空だけをみてしまいがちだし、足元しかみない人にとっては青空も星空も存在しない。で…

発散と収束

何事につけても距離感というものは大切だ。離れるということだけではなく、適切な近さへと踏み込むパワーというか蛮勇というか、そういうものまで含めての話。これが案外難しくって、実行するのは至難の業。のめり込みすぎるとたいていロクでもないことにな…

奥様はネットワーカ

森博嗣の作品が新書に落ちていたので読んでみた。スカイ・クロラといい、このところハードカバーを新書にしているのが目立ちますね。奥様はネットワーカ作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/01/14メディア: 新書 クリック: 10回この商品を含む…

空飛ぶ絨毯

→ 金属未使用の飛行機、テスト走行を実施 河南省--人民網日文版--2005.01.10 エンジンや操縦器部分を除き、硬質金属を使用していないことから、「軟体飛行機」と呼ばれている。 テスト飛行かと思った。 折りたたみができたらまだ話は違うだろうけど、横風怖…

曲がり角の向こうの猫

明日のことを考えてみる。大まかな部分が見える。細部はたいてい、もうろうとしている。でも所々奇妙に細かくイメージされていたりして、まあたいていそういうもんだ。あさってを同様に想像してみる。より、見えない部分が増えるかと言うとそうでもないとき…

今日の空

晴れ、時により突風。風が鳴っています。

散文は散文

しかし結局のところは、慌ただしいこと、余裕のないことが原因であるのだろう。散文的な結論。大概の事柄は、散文的なものなのだ。

今日の空

冬ともなれば人工灯火に集う人影もまばら。風がゆっくりと広場を渡る。

ここにない空

(君がこの世の全てが幻だというならば、それはまぼろしのほうに責任があるのではなく、僕たちの側にこそ問題があるのかも知れない。) 君にしてみればどこかでお仕着せのようで、望むこととは微妙に違うように動いているくせに、しかしそんなに酷い齟齬があ…

情動の定石

論理的になって話していると相手はそのことに苛立つ。それはまるで、感情的になっている相手に対して感じる感情と同じだ。論理と感情は似ている。 ではその両者を架橋する関係というのはなんだろう。脳味噌にも脳梁というのがあって二つの脳がつながっている…