2004-12-26 初心者 雑記 思案 はじめてのことだからと戸惑う様子を眺める。その気持ちをもったのは何年前だったろうか。おぼろげな記憶。そのときの自分を肩越しに感じながら、声をかける。 とまどいは簡単に恐怖や怒りに変わるけれど、うまくあつかえばほどけてくれる。 だから、そうする。初めてだったことは、何度かたつうちに初めてではなくなる。そうなってしまうと人は簡単に、自分がついさっき始めたことを忘れてしまう。まだ終わってないんだよ。それは入り口を通っただけのこと。道はこれから始まるのさ。だから、手を伸ばす。