ほんとうのうそ、うそのうそ
虚実入り乱れるその中に本物がときどき混ざっていることがあって、でもそのことに気づかれることは少ない。対応を間違えるとホンモノでさえウソになれる。ウソだからといってそれで価値が下がるわけではないけれど上がりもしない。なにが言いたいかというと、何もいいたいわけじゃない。
見あげてみたところで何かが変わるわけじゃない。見下げてみたところで変わらないのと同じことだ。とにかく言えることは、ケースバイケースだという言葉で回避することはできるけれどそいつで逃げ切れないこともあるってことさ。
見あげた照明は明るくて、かといってそれが明るいかどうかよくわからない。たぶん、あれが明るいということなのだろう。
ウソかどうかはしらないけれど、それで伝わる物もあるしさ。そんなもんじゃないの?