とぎすます

 磨き上げるのはなんのためだか知らないけれど、それは重苦しいばかりってわけじゃないのだ。などと、つらつらと考えてみる。

 軽やかさが足りないのはまだ修養が不足しているからではある。そのあたりを意識しつつ、さ。

 たばこを吸いながらそんなことを考えつつ、天井を見る昼の少し前。時間はつくらないと用意できないけれど、残りはあまりに少ない。